後順位担保権の解除と解除料

任意売却をするためには、自宅に設定された担保権をすべて解除しなければなりません。
 

しかし、そのためには弁済できる資力なければなりませんから、任意売却はできません。

そこでどうするかですが、いろいろ考えても物件の売却で売却益をえる担保権者に協力を求める他ありません。

売却益の一部を後順位の担保権者に回してもらい、担保権の解除に協力してもらうのです。この協力金が担保権の解除料(ハンコ代)です。

要するに、ハンコ代とは、担保権者の痛み分けで任意売却を実現させるための上位の担保権者の協力金ということになります。

ただそうはいってもハンコ代には限度があります。担保権に順位がある以上、上位の担保権者が後順位の担保権者に優先するのは当然ですし、ハンコ代を上位者が負担する義務もないからです。

こうした考えから、例えば住宅金融支援機構の場合は、費用負担基準で後順位の担保権者の解除料を、第2順位が30万円、第3順位が20万円、第4順位が20万円と定めていますが、他の金融機関でもほぼ同じです。

この程度の解除料で各担保権者が協力してくれればよいのですが、担保権者の事情はさまざまですから簡単にはいきません。担保権の解除に苦労がいります。
 

支援機構の費用負担基準」はこちら

 

 

 

 

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