競売に入っても任意売却ができるか?

と競売開始決定通知がきてしまったので、任意売却はできないのではと考える方がいます。しかし、諦める必要はありません。

競売手続きに入っても、開札日(入札)は5~6月先ですから、任意売却をする時間は十分に残されているのです。

例え競売手続が開始されても、債権者が売却に応じるのであれば、開札日までは競売取下げはできるのですから任意売却はできます。

このため任意売却に同意しながら、他方で競売を申立てる債権者もいます。住宅金融支援機構も6か月で売却できなければ競売を申立てますが、開札までは任意売却に応じています。


こうした債権者の対応は、競売以上の債権を回収したいが任意売却に長々と時間をかけられない、という考えがあるからです。

この場合、任意売却と競売手続が並行することになりますが、任意売却ができれば競売は取下げになるのですから問題はありません。

ただし、競売開始後の任意売却にはいくつかの問題があります。まず、開札日の前日までは競売の取下げが認められるといっても、開札期間(開札日の1週間前)に入ると取下げに応じない債権者がでてくることです。

また、債権者の任意売却の応諾は、裁判所の物件評価額が基準になるという問題があります。買付申込額が裁判所の評価額を上回っていればよいのですが、その逆になると債権者は任意売却に応じません。債権回収ですから当然のことですが、こうした事例は少なくないのです。

いづれにしても、競売手続き後の任意売却にはリスクがともないますから、任意売却は早めに行う必要がります。
 

 

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